求めてはいけない

茹で時間を知るために、タイマー代わりにオープントースターを使い、4分にセットした。 4分後、なんか焦げ臭いなあ、と思ってトースターの中を見ると 黒焦げの食パンを二枚発見した。 「誰や、いつのまにパン入れてたん、知らんと回してしもたがな。さっさととらんから。」 何も知らずに一度焼いたパンをさらに4分焼いてしまったのだった。 たかがそれくらいのことなのに、無性に腹立たしくなった。 そしてそれは、開けたばかりの牛乳があるのにもかかわらず、また別の新しい牛乳のパックをよく確かめもしない家族の誰かに開けられてしまった時の腹立たしさに似ていた。 みんなでそばを食べた。 それにしてもみんなが揃っている日曜は、ずいぶんと久しぶりで落ち着かない。 子供らもさすがに雨の日は外で遊べないしね。 主人は、おこずかいが尽きた模様。さっき見せられた財布の中身はカラだった。 どうするつもりだろう? まだ10月になったばかりだというのに。 知らん。私は知らん。 あああ。考えんとこ。 休みの日は、ぼーっとしているうちに、だいたい終わってしまう。 それにしても、こんなことわざわざ記す意味が果たしてあるのだろうか? 意味など求めてはいけない。そうだそうだそうだ。 雨が上がったら、買い物に行こう。 上がるかな?

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